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畳のシロアリ被害を早期発見し効果的に対策するためのポイント解説

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畳のシロアリ被害を早期発見し効果的に対策するためのポイント解説

畳のシロアリ被害を早期発見し効果的に対策するためのポイント解説

2025/12/04

畳のシロアリ被害を早期発見し効果的に対策するためのポイント解説

「畳を踏んだときに、以前より沈むようになった」

「畳を上げたら、床や木材が傷んでいた」

「和室の近くで羽アリを見かけた」

このような異変があると、「もしかしてシロアリでは?」と心配になる方もいらっしゃるでしょう。

シロアリ被害で注意したいのは、畳の表面だけでは気づきにくい場合があることです。畳の下にある床材や周辺の木材など、普段は見えない場所に異変が現れることもあります。

今回は、沖縄県那覇市で畳の製作・施工を行う三原産業が、和室でシロアリ被害を疑うサインや発見した場合の対応、シロアリ駆除後に畳を交換するときのポイントを、畳職人の視点から解説します。
 

シロアリは「畳だけ」の問題ではありません

「畳にシロアリが出た」という表現をすることがありますが、シロアリ被害が疑われる場合は、畳だけを見るのではなく、床下や床材、周辺の木材などを含めて建物側の状態を確認することが重要です。

和室では普段、畳によって床面が隠れています。そのため、表替えや新調のために畳を上げて、初めて床面や周辺の異変に気づくことがあります。

シロアリが疑われる状態を発見した場合は、畳だけを交換して終わらせず、まずシロアリ防除の専門業者に相談し、被害状況を確認してもらいましょう。
 

畳のある和室で注意したい4つのサイン

① 畳を踏むと以前より沈む

畳の上を歩いたときに、

・一部分だけ沈む
・以前よりフワフワする
・床が弱くなったように感じる

といった変化がある場合は、一度状態を確認することをおすすめします。

ただし、畳が沈む原因はシロアリだけではありません。

畳床の経年劣化や、床板・下地などの問題でも似た症状が現れることがあります。

「畳が沈む=シロアリ」と決めつけず、実際の状態を確認することが大切です。
 

② 畳を上げると床や木材に異変がある

畳替えなどで畳を上げた際、床面や周辺の木材に傷みや異変が見つかることがあります。

見た目だけでは原因や被害範囲を判断できない場合もありますので、シロアリ被害が疑われる場合は専門業者による確認をおすすめします。

表替えや新調は、普段見ることのできない「畳の下」を確認できる機会でもあります。
 

③ 羽アリを見かける

住宅内や住宅周辺で羽アリを見かけた場合も注意が必要です。

ただし、羽のある虫がすべてシロアリとは限りません。シロアリと一般的なアリの羽アリは、触角・羽の形・胴体のくびれなどに違いがあります。

自己判断が難しい場合は、できれば写真を撮るなどして、専門業者へ相談するとよいでしょう。
 

④ 土でできた筋のようなものがある

床下や基礎、木材の周辺などに、土で作られた筋状のものが見つかることがあります。

シロアリの種類によっては、移動するために「蟻道(ぎどう)」と呼ばれる通り道を作ります。

蟻道と思われるものを見つけた場合は、むやみに壊して終わりにせず、その場所を記録して専門業者へ確認してもらうことをおすすめします。
 

シロアリ被害を見つけたらどうする?

シロアリと思われる被害を見つけると、

「とりあえず畳を捨てよう」

「自分で殺虫剤をかけよう」

と考えるかもしれません。

しかし、大切なのは見えている部分だけで判断しないことです。

畳や床面で見つかった異変が、建物側に生じている被害の一部である可能性もあります。

まずはシロアリ防除の専門業者へ相談し、

・シロアリ被害なのか
・どこまで被害が及んでいるのか
・どのような処置が必要なのか

を確認しましょう。
 

「シロアリ駆除」と「畳交換」は役割が違います

ここは特に重要です。

畳店は、畳の状態を確認し、表替えや新調などの畳工事を行います。

一方、建物のシロアリ調査や駆除については、シロアリ防除の専門業者の領域です。

三原産業では、シロアリ被害が確認された場合、基本的には専門業者による調査・駆除や必要な住宅側の処置を行ったあと、畳の状態を確認して必要な畳工事を検討することをおすすめしています。

新しい畳を先に入れるのではなく、まず原因となっている問題への対応を行うことが大切です。
 

シロアリ被害を受けた畳は表替えできる?

表替えとは、現在使用している畳床を再利用し、表面の畳表などを交換する施工方法です。

そのため、畳床が十分使用できる状態であれば表替えを検討できますが、畳床そのものが大きく傷んでいる場合は、表替えでは対応できないことがあります。

その場合は新しい畳への交換(新調)を検討します。

一方で、シロアリ被害が確認されたからといって、すべての畳を無条件に交換するわけではありません。

シロアリ駆除や必要な住宅側の処置が完了したあと、一枚一枚の畳の状態を確認して判断することが大切です。
 

シロアリ駆除後に畳を新調する場合の流れ

状況によって異なりますが、おおむね次のような流れになります。

① シロアリ被害・異変を確認
↓
② シロアリ防除の専門業者へ調査を依頼
↓
③ 必要な駆除・防除処置
↓
④ 床・下地などに修繕が必要な場合は対応
↓
⑤ 和室と既存畳の状態を確認
↓
⑥ 必要に応じて採寸・畳を新調
↓
⑦ 新しい畳を納品

畳だけをきれいにすることを先に考えるのではなく、建物側の問題を確認・処置してから畳工事を進めることがポイントです。
 

三原産業でもシロアリ被害後の畳を施工しています

三原産業でも、畳工事の現場でシロアリ被害に関連したご相談をいただくことがあります。

実際に沖縄県内のお客様宅でシロアリ被害が確認され、専門業者による駆除が完了したあと、傷んだ畳を新調した施工例があります。

このような現場では、単に古い畳を新しい畳へ交換するだけではありません。

駆除や必要な床側の処置が済んでいることを確認したうえで、和室を採寸し、畳を製作・納品します。

畳職人として実際の現場に携わっていると、普段は見えない「畳の下」を確認することの重要性を感じます。
 

沖縄でシロアリ対策を考えるときのポイント

沖縄では複数種類のシロアリによる家屋被害が確認されています。

そのため、和室でシロアリが疑われる場合も「畳だけの問題」と考えず、建物側についてはシロアリ防除の専門業者に確認してもらうことが重要です。

また、湿気対策は畳のカビ防止や快適な室内環境を保つためには重要ですが、「除湿していればシロアリを防げる」と考えるのは適切ではありません。

畳のカビ・湿気対策と、シロアリ対策は分けて考えましょう。

畳のカビについては、三原産業ホームページの「沖縄の畳に発生するカビと効果的な対策法」もあわせてご覧ください。
 

畳替えは「畳の下」を確認できる機会です

普段の生活では、畳を持ち上げて床面を見る機会はあまりありません。

表替えや新調などで畳を上げるときは、畳そのものだけでなく、その下の床面を確認できる機会でもあります。

もちろん、畳店が建物全体のシロアリ被害を診断するわけではありません。

しかし、畳工事の際に普段とは違う異変が見つかった場合、そのまま工事を進めるのではなく、必要に応じて専門業者への確認をおすすめすることも大切だと三原産業では考えています。
 

一級畳製作技能士から見たシロアリ被害後の畳交換

シロアリ駆除が終わったあと、

「畳を全部交換する必要がありますか?」

という疑問を持つ方もいらっしゃいます。

大切なのは、実際の畳の状態を確認して判断することです。

畳床が大きく傷んで再利用できない場合は新調を検討します。一方、既存の畳床を使用できるかどうかは、それぞれの畳の状態によって異なります。

三原産業では、一級畳製作技能士が畳の状態を確認したうえで、表替えが可能なのか、新調が必要なのかをご案内しています。

「シロアリが出たから、とにかく全部の畳を交換する」のではなく、専門業者によるシロアリ対策と、畳職人による畳の状態確認を分けて考えることが大切です。
 

よくある質問

Q. 畳にシロアリがいたら、すぐ捨てた方がいいですか?

すぐに畳だけを処分するのではなく、まず被害状況を確認しましょう。

シロアリが疑われる場合は、床下や住宅側にも被害が及んでいないか、シロアリ防除の専門業者へ相談することをおすすめします。
 

Q. シロアリ駆除後は、そのまま畳を使えますか?

畳の状態によって異なります。

畳床が使用できる状態なのか、傷みが大きく新調が必要なのかを確認して判断します。
 

Q. 畳が沈むのはシロアリが原因ですか?

必ずしもシロアリが原因とは限りません。

畳床の経年劣化や床板・下地などの問題でも沈みを感じることがあります。原因を決めつけず、実際の状態を確認することが重要です。
 

Q. シロアリ駆除と畳交換はどちらが先ですか?

シロアリ被害が確認されている場合は、基本的には専門業者による調査・必要な駆除や住宅側の処置を先に行い、その後に畳工事を検討します。
 

まとめ|シロアリ被害は「畳だけ交換」で終わらせないことが大切

畳のある和室でシロアリ被害が疑われる場合、重要なのは見えている畳だけを交換して終わらせないことです。

畳の沈み、床面や木材の異変、羽アリ、蟻道と思われるものなどを見つけた場合は、原因を自己判断せず、シロアリが疑われる場合は専門業者へ相談しましょう。

必要な調査・駆除や住宅側の処置を行ったあと、畳床が再利用できる状態なのかを確認し、表替えまたは新調を検討します。

沖縄県那覇市の畳店・三原産業では、一級畳製作技能士が畳の状態を確認し、表替えが可能なのか、新調が必要なのかなど、状態に合わせた畳工事をご案内しております。

シロアリ駆除後の畳交換や、畳を上げた際に傷みが見つかった場合なども、お気軽にご相談ください。

三原産業たたみ店

過ごし方や細かな希望を職人が丁寧に聞き取り、段差や広さを確認しながら沖縄で畳を仕立てています。また、張替えや新調に限らず、置き畳や琉球畳、防虫や消臭に配慮した素材も提案してまいります。

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〒902-0077
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那覇市の畳店・三原産業たたみ店が、畳の張替え・表替え・新調・琉球畳・お手入れ方法・畳の選び方などを、畳職人の経験をもとにわかりやすく解説します。


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